表札のタブー

表札でやってはいけないこと

玄関口

彫ってある文字

浮き彫りが良いというのはすでに理解されているでしょうが、それ以外の方法はどうなのかはまだ記していませんので皆さん知らないでしょう。 文字の部分を浮かすのではなく沈めてしまうと、名前が凹んでしまうので良くないというのが風水的には定説となっています。 名前が凹むと運気も下がるのは風水に関係なく理解できますし、いいことはあまりないと思っておいたほうがいでしょう。 どうしても彫りたければ彫ってもいいですが、深くしすぎないようにして下さい。 彫らなければやってられねぇ、という気分の時もあるでしょうし絶対に彫るなとは言いませんが、深すぎるとそれだけ人生も沈んでしまうと覚悟しましょう。 ついでに墓石を連想させるから不吉だという説もあります。 彫り文字ではなくただ書くだけはどうなのか、これなら沈まないのでそう悪くはなさそうな気もしますが、実は彫ってあるのと同じようなものなので避けましょう。 沈みこそしませんが消えてしまう、消滅するという意味を持っているので、縁起が悪いですし切ない気分になってしまいそうです。 「ふふふ、簡単には消えないよ。なんてったって油性ペンだからね」と胸を張って威張ったって、彫り文字と勝負したら間違いなく負けてしまうでしょう。 塗料の種類は問わず、ただ書くだけの表札は木製だろうがステンレス製だろうがガラス製だろうが少しだけタブーです。

台座のカラー

この部分が黒やグレーだと成長が止まってしまうと考えられるので、高齢者の家を除いてですがタブーとされています。 すでに充分成長していてこれ以上は育たなくてもいいだろう、そう思える年齢に達しているのなら気にすることはありませんが、 今からステップアップしたり昇進を望むのであれば白っぽいカラーにすべきです。 風水において黒やグレーは発展を意味することはなく、現状維持の色なのです。 なので若いうちからそんな色の表札を使っていると、それ以上発育する可能性を自ら放棄していることになってしまいます。 年配者で今の地位を守りたい、この場に留まりたいというのなら黒色でも全く問題はありませんので、若者限定のタブーとなります。 若いけどもう社長だよ、とか下り坂に差し掛かったスポーツ選手ならどうなるのか、これは難しいところですので専門家に相談して下さい。 もしも台座の色で悩みたくないのなら、選択の余地がない材質を選んでしまった方が悩まずにスッキリするかもしれません。 木製の表札なら問答無用で木目のある茶色になりますし、これなら風水的にも100%セーフなので何歳でも安心です。 それ以外の材質なら自分の年齢によってホワイトにしたり、女性ならばオシャレにピンクの台座というのもありでしょう。

住宅とのバランス

表札だけを見れば風水的には問題なし、縁起も良さそうだと思える物でも、建物とマッチしていなければそれはアウトと判定されます。 デザインが建物と表札でアンバランスだと運気も不安定になる、これはどんなに素敵な運気を持つ表札でも当てはまることなのです。 不釣合いな物同士をくっつけても見た目のよろしくありませんし繁栄期もそう長続きはしないということなので、相性の良い組み合わせを心掛けましょう。 高価なグラスに甘ったるいジュースを注いで飲むような行為は、ジュースはさぞかし嬉しいでしょうがグラスの方は屈辱を感じるでしょうし、 仲良くやっていける関係には未来永劫なれない運命なのです。 これはお値段のことだけではなくデザインも含めてのことなので、木製の表札でも建物に合っていなければアウトとなるので注意しましょう。 鉄筋コンクリートの5階建てのビルなんかは、単体では風水的に最高の木製の表札を取り付けても外観とマッチしないので運気はアップしないでしょう。 ビルでなくても最近は洋風の住宅も多いですし、「木製だから多分大丈夫でしょ、詳しくないけど。 でも表札工房のスタッフは他のにした方がいいって言ってたのが少し気になるね」と半端な知識で間違った選択をしないように注意して下さい。 いくら良い物でも取り付ける場所や相性もありますので、総合的に考えなければ風水パワーを活かすことはできないのも忘れてはなりません。