表札の文字

縦書きか横書きか

表札

縦書きor横書き

基本的には読みやすさを考えて縦書きにするのが風水的にはグッドです。 書体にも関係のあることですが、読みにくい表札はそれだけで運勢が下り坂を転げ落ちていく姿を連想させてしまいます。 なので識別しやすい文字で、丁寧に縦書きで表示しましょう。 しかし優先度は「読みやすさ>縦書き」となっていますから注意しましょう。 縦書き表記だと読みにくい場合は横書きにするということです。 具体的には漢字だと特殊な読みをするので正しく認識してもらえない場合なんかがこのケースに当てはまり、 ローマ字で横書きにしたほうが読みやすいのなら縦書きには拘らず、かっこよくアルファベットで左から右に文字を並べます。 人名は意外な読み方をすることも多く、特に最近の新婚さんなんかは子供にアニメの主人公のような名前を授けることもあり、たびたびニュースにもなっています。 無理矢理漢字を当てはめたような人名ですし、知らない人が一発で読み当てることは限りなく不可能に近いものまであります。 そのようなキラキラ眩しい名前は忠実にそのまま漢字で縦書きせず、横書きでローマ字にしたほうが読みやすいでしょう。 そういった世代が家主になるのはまだ数年先のことかもしれませんが、年配者の中にも「これなんて読むのだろう?」と言う名前はありますし、 その場合は横書きでオッケーということを覚えておくといいでしょう。

文字は浮き彫り

墨汁やペンキなどで名を記入することもありますが、長い歳月が経過しなくても色褪せて読みにくくなってしまいますし、 顔料に頼るのではなく立体的な造形で刻んだほうが長期間の使用にも耐えられていいでしょう。 その場合文字を彫るか文字の周囲を彫るかの2通りがありますが、後者のほうが風水的には圧倒的に良しとされています。 文字の周囲を彫るとはつまり浮き振りのことですが、それを自分の力でやり遂げるのは少し難しいことかもしれません。 大工仕事や工作が得意な人ならちょちょいのちょいと彫れるかもしれませんが、普通のサラリーマンは年賀状用に自作のハンコを製作したことがある程度で 本格的な彫り物をした経験はほとんどないからです。 なので表札を工房などで購入する時にはネーム入れも一緒にお願いすることになり、自分でその作業をせずに済ませようとします。 これは決して悪いことではなく、プロにやってもらうほうがきれいな完成品となり運気もアップしそうですので、どんどん頼んでしまいましょう。 その際に「浮き彫りでお願いしますね、風水学ではそうすべきだとの話を聞いたので」と一言添えれば充分、そのことを知っているだけで対処可能な話です。 風水だけでなく陰陽学的にも浮き彫りがプッシュされていますし、どうしても無理な理由がないのならそうして下さい、幸せがやってきますよ。

書体の持つ意味

ワープロソフトを頻繁に使っている人なら分かるかと思いますが、文字の書体はじつに多くの種類がありそれぞれ読む人に与える印象が異なります。 書体の持つ力も運気を左右しますので、自分が希望する効果に合わせて表札の書体も選ぶのが一流の住居人というものでしょう。 努力が実る、という意味を持つ楷書に人気が集中しており、特に会社員からは年齢問わず贔屓にされているのでお勧めです。 ゴジックは見た目が力強いので、強い意思・決意を持ちたい人向けとなります。 目標を立てたら困難を乗り越えて実行する、誓いを破るようなことな絶対にしないぞとの思いを込めてゴジックを選ぶ、そんなケースが多いでしょうか。 豊かな人脈や良好な人間関係をお望みなら草書がいいでしょう。 訪問者が後を絶たない、賑やかな家庭になること請け合いですので、昼間にドラマを見ることができなくなってしまいそうですが主婦層からはそこそこ人気のようです。 訪問者が多いので出費も増えますが、それ以上に収入アップも期待できるらしいしお金では買えないものを手に入れられるでしょう。 このように書体にも運勢を左右する力があるとされていますので、適当に決めるのではなく自分の足りないものを補ってくれるかもしれないものを選びましょう。 住宅や玄関のデザインにも合う、という前提はありますが、その住宅でどんな生活を送りたいのかを考えれば自ずと答えは見つかります。